海外FX業者の０カットシステムとは何？

あなたは、0カットシステムって知っていますか？

FXをはじめたばかりの人であれば聞きなれない名前かもしれません。
実はこのシステムがあることで皆さんの資金が大幅に失わないで済むすばらしいシステムなんです。
では０カットシステムについて詳しく説明していきたいと思います。

1 ロストカットより安全な0カットシステムとは？
- 1.1 0カットシステムを導入することで資金が守られる？
2 重要指標の前ではトレードは控える
3 まとめ

ロストカットより安全な0カットシステムとは？

ロストカットに遭ってしまった！！
FX初心者の方は当然このような言葉を聞くと資金を失ったんだなと思われるかもしれません。

しかしどうでしょう？
ロストカットにならない場合も考えられるのです。

その場合は資金を失わないんだなと思われるかもしれませんが、とんでもありません！！
その場合証券会社から追証という追加証拠金を要求され更に資金を投入しなくてはならないのです。

ロストカットされないときと言うのはどういうときなのでしょうか？
大幅な下落があったときにマーケットが混乱してしまいロストカットするための損切り注文が間に合わず、そのまま下落してしまうとロストカットがされません。
その場合大幅なマイナスとなりレバレッジやLOT数にもよりますが、100万円どころかそれ以上のマイナスを被ってしまう場合も考えられます。

0カットシステムを導入することで資金が守られる？

海外FX業者のシステム0カットシステムとはこうしたロストカットするための損切注文が例え間に合わなくても、マイナスとなってしまった資金はFX業者が代わりに支払ってくれるシステムです。
投資家にとってはとてもありがたいですよね。

0カットシステムが発動された最近の事例ではスイスショックのときにありました。
スイスフランショックの時のチャートは下記の通りになります。

もしAの地点で10LOT買いのポジションをとっていた時、Bの地点での含み損はマイナス100万円以上となっています。

海外FX業者のXMではこういう通達を投資家に発信しています。

“重要なお知らせ: CHFに関する最新情報大切なお客様、スイス国立銀行がEUR/CHFの上限撤廃の決定したことよって引き起こされた最近の市場での非常に大きな値動きによって、XMはスイス国立銀行による大混乱の影響は受けての暴落の影響は受けていないことをお客様に保証致します。
XMは常にマイナス残高の自動的な保護を提供していることをお客様に再度ご案内申し上げます。

当社は、この度のEURCHF通貨ペアの異例な値動き等の混乱時には、特にお客様に対する当社の忠誠心の現れとして、こちらのマイナス残高の自動的な保護を継続していく所存です。
先週中にマイナス口座残高が発生した全てのお客様は、当社の評判と強みへのお約束を果たす為に、マイナス残高が起こりうる他のケース同様に、それらのマイナス残高は既にリセットされています。

“Trading Point of Financial Instruments Ltd　HPからの引用

しかし国内FX業者にはこういう制度がありません。
なぜなら金融庁がこういう0カットシステムを禁止しているからだと言われています。
その代わり日本ではレバレッジ規制をしているということです。

重要指標の前ではトレードは控える

スイスフランショックの時やイギリスEU離脱国民投票の時もそうですが、事前に分かっている指標や発表、要人発言の時はトレードを控えるという選択肢がとても有効です。
経済評論家と名乗る人たちでもこういう指標の時にトレードして大損をしてしまう人もいらっしゃいます。
また天才主婦でもこういう指標の時に好んでトレードする人もいらっしゃいます。
実際にこういう人たちが本当に稼げているかどうか分かりません。
そうなるとトレードではなくギャンブルをしていることと等しくなります。

重要な経済指標の時や要人発言の時など、ついうっかりしてトレードしてしまうこともあるかと思います。
こういうときに0カットシステムは有効なのではと考えます。
できるだけトレードをしないということを心がけるのがよいかと思いますが・・・